『ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち』
月夜「なぁ・・・なんか変な音せんか?」
ルナ「なーんか・・・こう何かが千切れる音だよねー?」
夏乃歌「・・・なんかここに着てから時々聴く音だよボクにとっては・・・・・・」
月夜「うーん・・・俺もよー聞いたよーな気がすんな・・・」
月那「本当に気付いてません?あそこで黒々としたオーラ纏ってる人を」
ルナ「むしろ見たくないかなーって思うのはあたしだけかなー・・・」
月夜「いや俺も見えてるけど見えへんフリしとるし・・・」
夏乃歌「さーって・・・紅茶でも入れてくるかなボクは」
ルナ「逃げちゃ駄目かのっちー」
夏乃歌「かのっちって誰の事っ!?」
ルナ「反応した人の事だよ〜」
夏乃歌「とりあえず今度からは反応しないから、そこのところ宜しくね」
ルナ「ちぇ・・・とりあえず席を立つのは許さないから夏乃歌ちゃん」
月夜「そんとーりや、一人だけ逃げようゆうたかてゆるさへん」
月那「ていうかこのまま流す事は許されないんでしょうかね?」
月夜「明日も続くで?」
月那「さーてっと・・・ジャンケンでもしますか?」
月夜「名案やな・・・ほなジャーンケン・・・」
―結局夏乃歌が負けた―
夏乃歌「・・・慣れてるからいいけどね」
ぶらざーず『がんばれ〜』
夏乃歌「ね、桜何かあったの?」
桜「・・・・・・コホォォォォォォオ」
夏乃歌「うっ!?目が真っ黒で口が裂けてて舌が長くて耳が長くて牙が尖がってて、その上肌の色紫色にっ?!」
月夜「っちゅ―かそん前の奇声につっこめやっ!?」
桜「・・・ウルォォォォォォオ!!!」
夏乃歌「ああっ!?暴れだしたっ!まるでゴリラの動きっ?!さては『奴等』の残党かっ!?」
ルナ「冷静に判断してないで止めてー!」
桜「シギャァァァァァァァァァァァァァァァア!!!」
夏乃歌「口から赤光する光線がっ!?な・・・なんて攻撃力っ!?」
月那「楽しんでませんかこの状況をぉ!?」
夏乃歌「うんちょっと微妙に楽しいよ」
月夜「さ・・・さすが戦闘種族やな」
桜「キシャッ!?」
夏乃歌「そろそろ飽きたから・・・」
月夜「う・・・ちょっぷ一発で、なんちゅーヤツや」
夏乃歌「右斜め45度から首筋を狙う・・・昔リボンの似合う女の子から教えてもらったボクの必殺技さ」
ルナ「・・・必殺!?し、死んだのっ!?」
夏乃歌「・・・大丈夫息はあるからっ!」
月那「手加減しませんでしたね?」
月夜「殺すつもりやったんかい・・・」
夏乃歌「悪は討つっ!これがボクの掟の一つだよ・・・」
月那「・・・まぁ、静かになりましたし、明日になったら落ち着いてるでしょう・・・さて、寝ますか」
月夜「うむ・・・俺も寝よ」
夏乃歌「じゃあボクが桜運ぶよ」
ルナ「一人で大丈夫?」
月夜「ちょっぷ一発でアレや。怪力なのは自明の理やろ」
夏乃歌「・・・覚えておくがいいさ」
月夜「・・・さ、さーってねっかぁぁぁぁぁあ!!!」
ルナ「・・・そ、そんな走っていかないでもいいのに・・・うじゃまた明日ね〜おやすみ〜」
夏乃歌「うん、おやすみ」

――その後深夜に起きた桜が夏乃歌に愚痴った事は言うまでも無い――

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