桜「おい、なんかここんとこ前のパチもんがいるらしいぞ」
夏乃歌「そうなの?まぁいいよほっとけば」
桜「性格が微妙に違ったような気もするな」
夏乃歌「そんなの別人じゃないか」
桜「まぁパチもんが出てきたってことは人気が出てきたって事かもな」
夏乃歌「そういう問題なのかな?」
桜「もう一年半超えてるのに出てこないルナに比べればな」
夏乃歌「そんな事言うと月のない夜にいつのまにやら首筋にはっきりと見えるような手の跡がつくことになるよ」
桜「うむ、それも俺のことだから幽霊の仕業くゎ!?とか言って公にしそうだしな」
夏乃歌「ありえるね。ところでそろそろボクは始末・・・もとい仕事にでもいってくるよ」
桜「もとえねぇ一言だぞおい」
夏乃歌「もとっといて」
桜「いやそれはとにかく日本刀もってサテンに出る気かお前は」
夏乃歌「メイド服姿に帯剣、なかなかそそるだろう?」
桜「ある一定の趣味の殿方は歓喜乱舞するかもしれんが、その次の日から客層が妙に偏ると思うぞ」
夏乃歌「そんなこと言っても既にルナと月那に妙なファンがついてるし」
桜「・・・どんな?」
夏乃歌「ロリコンとM女」
桜「・・・あー、うん妙に納得」
夏乃歌「だからこれからはもう少し路線を飛ばしてみようかと思ってね」
桜「ほほう。ところでその刀で誰を斬るのかね?」
夏乃歌「にせも・・・それはさておき行ってくる」
桜「さておけねぇし。逝かせれぇねし」
夏乃歌「それ以上追求すると斬るよ」
桜「そんなこと言ってるとアメリケーヌの田舎で『こぉらジョニー。早く寝ないと血塗れの刀をもった夏乃歌に斬られちゃうわよ〜』とか言われるぞ」
夏乃歌「ボクも遂にワールド級か」
桜「いやそー言う意味とは遥かに違う。どれくらい違うかっつーと『わぴこ』と『デジコ』くらい」
夏乃歌「・・・妙に接点がなさ気でありそうで、微妙」
桜「じゃあアーロンさんとガッツ」
夏乃歌「それは突っ込んじゃいけないところだろう」
桜「じゃあなにげにリュックとヒロスエが似てる事実は?」
夏乃歌「それも触るべからずだよ」
桜「じゃあティーダとタッキーが」
夏乃歌「それを言うと官憲どもに手首決められて何にも言ってないのに『黙れっ!』とか言われつつブラックジャックで顔の原型が無くなるまではたかれるよ」
桜「俺はその発言のほうがヤバイと思うんだが・・・」
夏乃歌「事実じゃないから、空想の世界だから問題は無いんだよ」
桜「そうか、ところで変な夢を見てな」
夏乃歌「常日頃から変な夢見てるじゃないか」
桜「いや、かなり変だった」
夏乃歌「どんなさ?」
桜「悪魔が出てきてな」
夏乃歌「その時点でかなり変だね」
桜「そいつが『一つだけ願いを叶えてやろう』とか言うんよね」
夏乃歌「まぁ悪魔の夢としてありがちといえばありがちだね」
桜「その問いに対しての俺の返答がよかったね。さすが俺とか起きてから思ったくらい」
夏乃歌「どうせ『願いを100に増やせ』とかいったんでしょ?」
桜「甘い甘い。どれくらい甘いかっつーとみたらし団子に砂糖しかつかわないくらいだだ甘い」
夏乃歌「・・・そ、それは甘いとかそういう問題じゃないと思う」
桜「むしろその時点でみたらし団子じゃないよな」
夏乃歌「口の中が気持ち悪いじゃないか・・・ところでなんて答えたのさ?」
桜「この時から起こる世界中の幸せを俺に集めろ」
夏乃歌「・・・貴方は最強だよ」
桜「ありがとう。妙に納得したろ、俺らしすぎて」
夏乃歌「うん、違和感がまったくない」
桜「ふふん、俺に惚れるなよ」
夏乃歌「それはともかくそろそろ行ってくるよ」
桜「うむ、頑張って来い」
夏乃歌「うん、できるだけ痛くないようにしてみる」
桜「トドメはきっちりな」
夏乃歌「首と体を切り離せば大丈夫でしょ」
桜「うむ、日本の妖怪はそれでほとんど死ぬぞ」
夏乃歌「妖怪が死ぬんだから大丈夫だね」
桜「うむ、いってらっしゃーい」
一時間後血塗れの刀を持った彼女が現れた事は言うまでもない

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