本屋いってきたよ
ん。本屋
 
 
小説と漫画で7k使う大人ってどうよ、ステキダロ?(ニッコリ
ちなみに先週は5k。さらにその前の週には6k。何を買ってんだ俺はマジで。オボエガネェヨ

 
 
夢の都
 
子供がはしゃぐ大道路
道路には車が走っておらずその広い道は全て開放されている
私は買い物袋を片手に、わざわざ歩道を歩いている
買い物袋の中には買い込んだ果物
頭の中では『これで餓死する事もあるまい』などと
『自炊』という言葉はまったく思い浮かばない
そんな馬鹿なことを考えつつのらりくらりと歩みを進める
ドスン
唐突に背中に何かが飛び乗ってくる
「・・・」
慣れたものだ
最初はびっくりもしたものだが、ここではこんな事は日常茶飯事。むしろ飛びつかれないほうが珍しいくらい
さすがに買い物袋を放すことも出来ず、通りのショーウィンドゥで確認
「・・・こりゃ珍しいわ」
ボソッと一言
その声に反応するようにもぞもぞする彼。いや彼女かもしれないが
「手が塞がってるしさすがに重いからどいてくれないなかな。聞いてるかな?かんがるー君」
そう
乗りかかってるのはカンガルー。あのオーストラリアの名物だ。生物を名物ってのも変な話だがその説明しか思いつかない。それくらいには定着してる、そんな生物「カンガルー」である
ふるり
一向に降りようとしない彼を少し揺する
背中全身で一度、二度
ふと軽くなる背中
降りた事を確認し、振り向くとそこにはやはりカンガルー
きょとんとした目でこちらを見ているのだ
「いやはや・・・カンガルーまでいるとは思わなかったヨわたしゃ」
普通なら『驚愕』ではあろうが、さすがにもう『諦め』と『呆れ』でしかない
カンガルーはじーっとこっちを見ている
こちらも用件をわかっている
しかし如何せんこれは私の生命線である
この道を通ったことが悪いと言われればそうかもしれない
だが私と八百屋を繋ぐ最短線にここはどうしても必要不可欠なのである
通らねばならない。しかし渡すことも出来ない
どうこの状況を打破しよう
サービスされた手前何もしないということも出来ない
考えあぐねる私を尻目にカンガルー
にっこりと笑いつつ
「僕じゃお役に立てないようですね。また今度」
 
ツヅキマス

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