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著しく正常に
2003年12月22日階段を上がる夢
結構昔からこの夢はよくみていたのだ。
何も無い螺旋階段を延々と上る。走ってはいるが別段焦ることもなく、延々と上り続ける。そんな夢である。
そこには何の感情の起伏もなく。上に何かがあるという予感も無い。ただ、それが義務であるかのように上り登り昇り続ける。
景色というものは何もなく、目に映るものは螺旋階段のみ。周りを見ようとした記憶さえないが、うっすらと思い出される記憶には濃紺な闇だけ。螺旋階段は光っているわけでも無いのだが、螺旋階段だけがズームアップし存在感を表しているような。そんな不思議な感覚。
そこをのぼる俺は何も考えず感じず、ただ、ただのぼるだけ。
その夢をこの頃見なくなった
結構頻繁に見てた気がする。そんな夢を見なくなった
それは一つの喪失感に値するだろうか
今まで見ていたものがぷっつりと消えてしまったのだ
確かに今まで必要性を感じなかった。それだけは断言できる
しかし今まで々見ていたものを見なくなった
これは一つの変化の表れではないだろうか
「つ・ま・り・の・ぼ・り・き・っ・た・と・い・う・こ・と」
俺は何かを求め、ただ只管にのぼり、知らないうちにそれを手に入れた故にもう見なくなったのではないか
俺は何かを手に入れた?
金などあろう筈がない
自由などとうに諦めた
親友とは既に縁を切った
何一つ満たされていないこの俺が何を手に入れた?
そう、それは自分自身の一切合財を俺自身が抱え込むという『孤独』
満たされていないからこそ手に入れることができる『孤独』
孤独。それは辛い事でも悪い事でも無い
ただ単にそういう状態なだけ
表面化では孤独ではなくみえるだろう。しかし俺は現に長く付き合ってた友と手を切った
駄目なのだ
『疑問』を感じてしまうと駄目なのだ
何故俺だけがこいつを楽しませなければならないんだろう
そんな考えに捕らわれた時点で俺はもう駄目なのだ
普通の人間なら折り合いを取っていこうと思うのだろうか
ならば俺は普通などではありえない
俺の横にいる人間は『対等』でなければいけないのだ
前にいるのなら俺が追いついてみせよう
しかし後ろにいられれば俺はどうしようもない
速める事は出来ても待つことは出来ない。それが俺の性分なのだ
ネットの中で仲良くしている人間はいい
彼ら彼女らは対等に感じれる
一緒にいて楽しく感じれる
心情を察してくれる人間もいる
彼らは俺にとって貴重な人間だ
彼らのおかげで俺自身の『孤独』を持ちつづけれるのだと思う
朝起きて『おはよう』という相手が居る
夜寝るときに『お休み』という相手が居る
それは別に対等でなくとも言える言葉
しかし俺はネットの中に相手がいる時点で対等を感じれるから
同じ楽しみを持ち意見を交換できる相手だから
こんな事を考えてしまう俺は汚れているのだろう
荒んでいる。などでは足りえない
俺に相応しい言葉はただ一つ
それ以外にありえない。俺の内面を表現する言葉などこれしかありえない
『俺は正常に狂っている』
結構昔からこの夢はよくみていたのだ。
何も無い螺旋階段を延々と上る。走ってはいるが別段焦ることもなく、延々と上り続ける。そんな夢である。
そこには何の感情の起伏もなく。上に何かがあるという予感も無い。ただ、それが義務であるかのように上り登り昇り続ける。
景色というものは何もなく、目に映るものは螺旋階段のみ。周りを見ようとした記憶さえないが、うっすらと思い出される記憶には濃紺な闇だけ。螺旋階段は光っているわけでも無いのだが、螺旋階段だけがズームアップし存在感を表しているような。そんな不思議な感覚。
そこをのぼる俺は何も考えず感じず、ただ、ただのぼるだけ。
その夢をこの頃見なくなった
結構頻繁に見てた気がする。そんな夢を見なくなった
それは一つの喪失感に値するだろうか
今まで見ていたものがぷっつりと消えてしまったのだ
確かに今まで必要性を感じなかった。それだけは断言できる
しかし今まで々見ていたものを見なくなった
これは一つの変化の表れではないだろうか
「つ・ま・り・の・ぼ・り・き・っ・た・と・い・う・こ・と」
俺は何かを求め、ただ只管にのぼり、知らないうちにそれを手に入れた故にもう見なくなったのではないか
俺は何かを手に入れた?
金などあろう筈がない
自由などとうに諦めた
親友とは既に縁を切った
何一つ満たされていないこの俺が何を手に入れた?
そう、それは自分自身の一切合財を俺自身が抱え込むという『孤独』
満たされていないからこそ手に入れることができる『孤独』
孤独。それは辛い事でも悪い事でも無い
ただ単にそういう状態なだけ
表面化では孤独ではなくみえるだろう。しかし俺は現に長く付き合ってた友と手を切った
駄目なのだ
『疑問』を感じてしまうと駄目なのだ
何故俺だけがこいつを楽しませなければならないんだろう
そんな考えに捕らわれた時点で俺はもう駄目なのだ
普通の人間なら折り合いを取っていこうと思うのだろうか
ならば俺は普通などではありえない
俺の横にいる人間は『対等』でなければいけないのだ
前にいるのなら俺が追いついてみせよう
しかし後ろにいられれば俺はどうしようもない
速める事は出来ても待つことは出来ない。それが俺の性分なのだ
ネットの中で仲良くしている人間はいい
彼ら彼女らは対等に感じれる
一緒にいて楽しく感じれる
心情を察してくれる人間もいる
彼らは俺にとって貴重な人間だ
彼らのおかげで俺自身の『孤独』を持ちつづけれるのだと思う
朝起きて『おはよう』という相手が居る
夜寝るときに『お休み』という相手が居る
それは別に対等でなくとも言える言葉
しかし俺はネットの中に相手がいる時点で対等を感じれるから
同じ楽しみを持ち意見を交換できる相手だから
こんな事を考えてしまう俺は汚れているのだろう
荒んでいる。などでは足りえない
俺に相応しい言葉はただ一つ
それ以外にありえない。俺の内面を表現する言葉などこれしかありえない
『俺は正常に狂っている』
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