小春日和。昼に現れる怨霊。時期違いも甚だしい。彼岸はもう少しあとだ我慢しろよ。っていうかしてください

仕事中昼休みというものがありマス

うちの場合は12:00〜12:45
まぁ最初の15分で飯食って車の中で寝てるんですよ。ギリギリまで。不摂生とか言うな
まぁ結構熟睡するタイプでして。前日なんて『あれ？もう朝？っつーかなんで俺車の中で寝てんの？』といったほど
　
まぁそんな訳でその日も寝てたんですな。いい天気だったから窓をほんの少し、手も入らないほどの隙間だけど開けて
まぁ寝入ってから少し経ったくらいでしょうか
車の助手席側のドアの向こうに人の気配があるんですな
ちなみに駐車場は激しく過疎地帯です。車に用がない限り人は着ません。昼休みなんて一人通るくらいかと思われます
しかしそれを寝てる人間はまったく気付かない訳ですよ。俺だしナ
そんで俺は頭を運転席。脚を助手席に追いてるので目を開ければ誰がいるかわかる位置にいるんですが。気付いてない俺としてはめんどくさいので放置しようという考えに達した訳です
したらそいつがこう聞いてくるんですよ
　
『いますか』

俺は心の中で『イネェヨ』と思いつつ寝るのを続行したんです

そして数秒も経たないうちに
　
胸に何かが置かれたんですよ

ええ。すぐにこれは手だ。と思いつきました
でもそれよりも何よりも頭に出ているのは黄色い警報の光
『これはヤバイ』
という言葉で頭が埋め尽くされていきます。俺も心を決めその正体を見ようとしたんですナ

身体どころか眼さえあかねぇっ！?（□・

ヤバイヤバイ。俺の本能が殺されるかもしれんと鳴き出すんです
そうして5秒も経ってないでしょう。
　
胸に置かれた手がじわじわと胸の奥に染み込んでくるんです

　
味わった事などない感覚。でもそうとしかいえない不快感が体を襲い俺は冷や汗を垂らしながら必死でもがいています。まぁ動いてない訳ですが
　
そうして不快感を感じほどなく
　
　

　

『ちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだいちょうだい』

　
耳元女の声でおねだりキタ━━━━?（’A｀）━━━━ッ！！　

って。イヤァァァァァァァァァァッ！？Σ（□・
　
洒落にならん！死ぬ！殺される！ああっなんか胸んとこが変だー！うあー！動け！ウゴケウゴケウゴケウゴケウゴケーッ！今動かないと意味がないんだ！動けーッ！って言うかまぢで頼むから動けバカヤロー！死んでもいいけどこーいう死に方はぜってーいやだーッ！ヽ(TДT)ノ
　
　
　
結果
肩がばちっと外れる感覚とともに上半身が少し浮き上がり事無きを得ました
その直後40分のアラームが

助かったはいいものの盛大に持ってかれました
生命力とかあーいう類だと思われます。だって全身ダルいは45分まで起き上がれないわ。頭ぼーっとしたまま休憩ギリギリまで休んでましたヨ

初めてあそこまで肉体的ダメージを食らわされた罠
今回のは生命の危機を感じました、洒落んなんねーッス

　
　
　
　
　
　
　
　
余談ではあるが
その次の日、同じ時間帯に右胸を持ってかれる感覚がありましたが、前日にやったお払いのおかげか事無きを得ました。っつーか一気に来すぎ。さしもの俺も三日連続やられたら祈祷師にいってたかも知れんぜ